HAKUJUJI

1957年創業、中国・近畿地方で26店舗を展開する老舗菓子メーカーのVIをリデザイン。

Redesign, Logo design, Print design

「愛ある人てま」をヴィジョンに掲げる白十字は、「地域愛」「ものづくり愛」「人間愛」に基づき、岡山県を中心に、中国、近畿地方で26店舗を展開する。

これまでのロゴタイプは、1983年から使用され、凛とした都会的な印象で当時の流行をリードした。時代が進み、これまでより更に「地域愛」「ものづくり愛」「人間愛」に根差した菓子作りを行うべく、より人間的で情緒的、現代的で洗練されたロゴタイプをデザインした。

ロゴタイプを構成する各エレメントは、自然界を形作る「数」から着想を得ている。三角形の内角の和は180°、四角形は360°、五角形は540°であり、何もその数を分解し足し合わすと「9」となる。これは自然界や宇宙を構成する「数」にも見出され、例えば、地球軌道速度:108,000km/時(1+8=9)、月の直径:2,160マイル(2+1+6=9)、木星軌道周期:4,320日(4+3+2=9)などである。

また、現代的な音階である平均律は440hzであるのに対し、18世紀頃まで使われた純正律は432hz(4+3+2=9)である。平均律は身体の外側で細々と鳴るのに対し、純正律は身体の内側で響き、魂に心地よく呼応する。これら自然界や宇宙を構成する数を使用し、馴染みやすく親しみがあり、素朴でありながらも凛と洗練されたVIをデザインした。

創業当時から人気を博し、今や岡山での定番土産として親しまれる「白十字ワッフル」。多数の商品を手掛けながら、白十字がワッフルに込める想いは、殊更に強い。

楕円形をした、ふわふわとしたワッフル。このワッフル形状を、コミュニケーションツールとしての顔となる名刺の形へ落とし込み、口いっぱいに頬張った時の頬の膨らみをグラフィック的に表現した。

More Works