ブックカヴァー・デザイン・フロム・イーストアジアに三位一体が掲載されました。

ブックカヴァーに関して、我々は非常に慎重な美学を見出します。それはしばしば文化的に統一された形で棚に置かれ、カヴァーはよく考慮された文字と空白で彩られ、フォトグラフィは芸術的で繊細です。 実際、本書で紹介されるブックカヴァーはこの慎重な美学に該当します。

私たちの注意を引きつけるため、書店の本棚では多くの競争が行われていて、それは書店が減少する中で驚くに当たりません。

しかし、希望の兆しは現在のデジタル革命にあり、ブックカヴァーの役割は根本的に変わって来ています。カヴァーがこれまでの目的には合致しないので、デザインは単にもう叫ぶ（目立つ）必要がありません。不思議なことに、読者はAmazonにこの新発見の解放に対して感謝することが出来ます。

そしてブックカヴァーがデジタル機器の上で親指の爪と同じ大きさに凝縮される今、これまでより単純なグラフィックスは欠かせません。

地域に関係なく、本書で紹介するカヴァーに共通しているのは美しく、単純で整っていて、現代の美学に満ち溢れていて、落ち着いたバランス感覚を持っていることです。本書のテーマは、今日活動している最も重要なアジアのデザイナー数人から、創造的で、表現力豊かで、魅力的なブックカヴァーの例を提供することです。

by ジョン・ダウリング（Counter Print）

Softcover: 112 pages
Publisher: Counter Print (01 June, 2016)
Language: English
Size: 115 x 150 x 13 mm
Price: £7.50 UK